80s風味の大人なコーラス この「Dyno My Roto」にはコーラスとロータリー・シミュレーター、フランジャーと3つのモードがありますが、ラック全盛時代に著名なスタジオ・ミュージシャンがこぞって使用していた“アノ”名機を連想させる見た目やネーミングからして、やはり期待が高まるのはコーラス・モードかと思います。
TRI-CHORUSと書かれている通り、3つのLFOによるコーラス効果は複雑でありながらもクリアーなサウンドに仕上がっており、相反する要素を高次元で実現しています。
クリーン・トーンでアルペジオやコードを弾けばキラメキのある極上のサウンドが飛び出します。
コンパクト・コーラスの名機と呼ばれる物の多くは、暖かみと音が横に広がる様な効果を得る事が出来ますが、「Dyno My Roto」は透き通った水の様なクリアーなサウンドと、横ではなく奥行きを感じさせるようなサウンド。
音の輪郭がしっかりとしているので、シャープでピントが合ったコーラス効果を得る事が出来ます。
これは歪系と組み合わせた時も健在で、リード・サウンド時でも音がボヤけたりする事がありません。
80年代の“アノ音”が好きな方は是非! ---- 「Dyno My Roto」は80年代ラック・コーラスのサウンドをコンパクトペダルで再現しようと開発されました。
ほとんどのコーラス・ペダルは単純にドライ音とモジュレートされた音の2つ音で構成されますが、Dyno My Rotoではさらにもう一つのモジュレート音を加えます。
これに加えてフランジャーとロータリー・スピーカーの音を再現するモードが備わっています。
新しいロータリー・スピーカー・シミュレーターには、これまでのKeeley製品にはなかった「プロキシミティ」コントロールが追加されています。
これは演奏者がロータリー・スピーカーとの距離を変えた時の音色の変化を狙ったもので、効果の深さとリバーブの様な効果を調節できます。
【 Specification 】 ■Controls LEVEL、TEXTURE、RATE、DEPTH、MODE SW (TRI-CHORUS/ ROTARY/ ROTO FLANGER) ■ True-Bypass Switching ■ SIZE:約W60 x H112 x D31 (mm) *突起物含まず ■ Weight:約240g ■ 消費電流:約65mA ■9V DC Port *ACアダプターを使用する際は、出力の安定したセンター・マイナス・タイプのアダプターをご使用ください。
*本製品は電池では駆動しません